IPL治療を受けてきた話

 アラサーあるあるなのかもしれませんが、この数年で「これホクロ?ニキビ跡?いや、シミ…?それとも肌の色ムラ…???」みたいな感じの薄いシミのようなものが気になり始めました。よく見ないとわからないし薄くファンデを塗るだけでほぼ見えないくらいなものなのですが、もしこれが今後濃くなっていったら結構なシミだらけの顔になるのでは…!?と怖くなってしまったので、美容皮膚科の治療を検討してみました。

 とはいえ、気になる箇所をピンポイントでレーザー治療…というほど明確に「これをとりたい!」という感じではなくて、「全体的にたくさんある薄いシミっぽいものが気になる」という感じだったので、今回はIPL(フォトフェイシャル)治療を選んでみました。薄いシミや毛穴などあらゆる美肌効果を期待できるものらしいので、私のように「全体的に色々気になる」みたいな人間には丁度良いかと思いまして。しかし調べてみると「何も効果を感じなかった」という人も結構いるみたいだったし、「色んな効果がある」ってそれ即ちどれも中途半端なのでは?という気持ちもあったので、あまり期待せずに1度やってみて何かしら変化を感じたら継続してみようというつもりで初回に臨みました。

 IPLはそのまま照射すると火傷するほど熱いらしいので、冷たいジェルをたっぷり塗って照射していきます。ドクターが肌悩みと状態に合わせて箇所ごとにレベルを変えながら丁寧に照射してくださりました。痛みは場所によりますが、一番痛い箇所でも医療レーザー脱毛で肘とかちょっと痛めな部分にあてた時程度の痛みでした(VIO程の痛みではない)。「輪ゴムで弾かれたくらい」って表現よく聞くけど、この例えは私あんまりピンとこない…(笑)思っていたより痛くて驚きましたが、痛みより何よりびっくりするくらいの眩しさとの戦いでした。アイガードをしていたのですが、アイガードをしてさらに目をぎゅっと閉じていても…なんだろう、照射部分から肌の内側を通して光がくるのかな、すごーーく眩しいのです。痛みよりも眩しさで身体にビクッと力が入ってしまう感じでした。施術直後は冷たいシートを顔にのせて冷却してくれます。なんとなく顔がほてっているような感じで、帰り際に鏡を見ると少し赤味がでている部分もありましたが、特に痛みやヒリヒリ感などは感じなかったし、赤味も家について鏡を見た時にはすでにひいていました。

元々目立つ何かがあったわけではないので、かさぶたになる程わかりやすく反応するような箇所はないかなーと思っていたのですが、自宅に帰ると3か所ほどよくある症例写真のごとく瘡蓋になっていて。そしてまた1、2日経ったらさらに違う箇所にも小さな瘡蓋が…!こういう反応は照射直後ではなくて少し時間をおいて出てくるものなのですね。こうして反応する箇所があるのならやる意味があるかな、と嬉しくなりました。そうそう、この「瘡蓋」ってシミ治療などではよく聞く反応ですけれど、普段擦りむいたりしてできる時のカサカサして少し盛り上がった感じのあの瘡蓋とは少し違いました。瘡蓋というよりはただシミやホクロの色が濃くなったような感じで、洗顔とかスキンケアで軽く顔を触っていてもあのいつもの瘡蓋みたいな異物感はないです。

 

 現在、施術から4日経ちましたが、いつの間にか瘡蓋がなくなっている箇所もちらほらあります。摩擦はなるべくしないように気をつけてはいるのですが、洗顔やスキンケアの時に取れているのだと思います。どのタイミングで取れたのか全く気づかなかったので鏡を見て驚きました。瘡蓋の跡地は…なんとなくそこにあったシミがワントーン目立たなくなった…気もする?気のせい…?みたいなよくわからない感じです。シミがポロッと跡形も無く消えてるとかではありませんでした。それと脱毛目的じゃなかったけど顔の産毛がポロポロとレーザー脱毛後のように抜けてきました!ラッキー!唯一気になった点は、普段はできない場所にニキビがいくつか出来ましたこと。IPLのせいなのかわからないけど、次回もその可能性を考えながらケアしようと思います。とりあえず現状、「1回で劇的に何かが変わった」ということはなく、今後に期待という感じです。これから月1で通うので、また何か変化があれば記事にしようと思います。