リップベースがポーチに眠りしマットリップを救う

リップメイクはツヤっとした仕上がりを好んでいて、定番だけどYSLのルージュヴォリュプテシャインがお気に入りです。ツヤ系のリップは縦皺が目立たないし色ムラにもなりにくいからササっと塗れて便利なんですよね。

そんな私ですが、色味が気に入ると時々マット〜セミマットのリップを購入してみたりもするんです。ところが、タッチアップでは「マット苦手な気がしていたけど、これなら意外とイケる!」と思っても、家に帰って自分で付けてみると縦皺が気になるわ時間が経つと乾燥した部分が目立ってどんどん汚くなるわで結局ポーチの奥底で眠らせる羽目に。

 

これまでのマットリップ救済方法としては、フローフシのリップ美容液(38°C99°F LIP TREATMENT ±0:clear)やコスメデコルテのリップオイル(リップオイル | ポイントメイクアップ | DECORTÉ)と重ね付けして潤いとツヤを足して使うということをしていました。この2つも綺麗なツヤと密着感ですごく良い仕上がりになるのでお勧めではあるのですが、マットリップの本来の良さは殺してしまうことになるんですよね。

ポーチで眠るマットリップたちを無駄にしたくなくて色々と「リップベース」と名のつく商品を試したけれど、どれも「普通のリップクリームと何が違うの?(保湿はされど口紅に対するプラスな作用が見当たらない)」あるいは「むしろこれにより乾燥が加速してるのでは…」という感想を抱くことが多く、「私の唇でマットは無理なのかな」と思っていた矢先、辿り着いたのはこちら!リップベースを検索していれば絶対出てくるど定番!

 


 

 

M・A・Cは楽天に公式ショップがあるのでそちらを貼っています。送料無料。デパコスは通販で探せば安く売っていたりしますが、本物の並行輸入なのか偽物なのか判断できないので、私はなるべく公式で購入しています。こちらはラッピング対応もしてくれるのでプレゼント購入にもありがたいです。

ちなみに今は限定でパッケージがピンクのものが販売しておりまして、私はこちらを購入。(中身は一緒です)


 

 

塗った感じはM・A・Cのリップ特有のあの甘い香りがするリップクリーム(ツヤやオイルっぽさは無し)という感じで、マットリップを重ねても「縦皺が皆無!」って感じではありません。人間の皮膚なんだからそれが当然だけど、ツヤ系リップのつるんとした感覚に慣れていると「こ…これで大丈夫なのかな?」という気持ちも。けれど、この下地は時間が経ってから効果がわかりました。以前なら時間が経つにつれてどんどん縦皺に入り込んで皺や乾燥した部分だけ色が濃くなってしまって、不意に鏡で唇を見ると汚い崩れ方にギョッとしたものですが、この下地を塗ってあると全然違うんです。ほとんど色むらにならず、目立つような乾燥もなく、色の落ち方も唇に馴染むように落ちていく感じで崩れ方がキレイ。もっと早く試せばよかったなぁ…。M・A・Cの口紅はあまり合わなかった経験があったので、ベースもどうなのかな…となんとなく後回しにしてしまっていました。

これでようやく、ポーチに眠りしマットリップたちをマットリップとして生かしてあげられそうです。しかしマットリップを生かすには下地より何より日頃のリップケアが大切ですよね。流石にカサカサの剥けた唇をキレイに補正するほどの力はこの下地にもないですからね…。

 

ちなみにマックのリップベースはマットリップに特化したものだそうで、私はツヤ系の時のベースは特に「これでなくては!」ってことでもないけれど上記で紹介したフローフシやデコルテのほかにYSLのルージュ ヴォリュプテ ウォーター カラーバーム |メイクアップ| イヴ・サンローラン公式オンラインブティックの1番:ナイトリハブリップマスクが保湿力・ツヤ感ともにお気に入りです。