コンビニのタバコの番号みえねーよ問題について思う事

現在、ほとんどのコンビニではタバコを購入する際にそれぞれの銘柄にふってある番号を店員に伝えて注文するのが主流になっている。しかし店員さんに銘柄を伝えて購入しようとする客はいる。その際にそれに対応せず頑なに「番号で言ってください」という店員さんと店の方針に則らず銘柄で言ってしまうお客さん、どちらが悪いのか、という話がツイッターで話題になっていた。そのツイートに関して言えば、注文した側は「番号で」というシステムを知っているにも関わらず伝わりにくい略称を使って店員に銘柄を伝えたことが店員に対して不親切で、客側が厄介な客のような印象を受けた。

しかしそのケースに限らず全般的な話でいうと、店側もタバコ購入者に対して不親切だなと思うこともある。そんなことについて綴っていこうと思う。

 

まず、コンビニのタバコの番号はすごく見にくい位置にあることが多い。レジカウンターの背後にある棚に陳列されていて、小さく番号がふられているのがデフォルトだと思う。カウンター越しなので近くに寄って見ることも出来ないし、私自身の経験としても、両目の視力1.2程度でも「見にくい」と感じる文字の大きさ・距離感であることが多いと感じる。また、ホットスナックのケースやカウンター内の店員さんが視界を阻んでいることも少なくない。とても「見やすい」とは言えない陳列の仕方をしているお店がほとんどな状況である。それでは「番号で注文したくても見えない・見つけられない」という人がいても全く不思議ではない。

 

勿論、コンビニが「番号で注文をしてもらう」という方針でやっているのだから客がそれに則り番号で注文できることが好ましい。しかし、なんらかの理由で番号で注文できない客はいるはずで、それに対して頑なに「番号でお願いします」というのはあまりにも融通がきかなすぎると思う。実際に居るのだ。タバコの棚を見ることすらせずに「番号で」の一点張りの店員さんって。確かに吸わない人には「何ミリ」とか「ライト」とか「メンソール」とかそんな細かいことはよくわからないと思うし覚えるのは難しいと思う。けれど、例えばそういった細かいことはわからなくても「メビウス」だとかざっくりと名前だけでも憶えていれば少しは絞れるわけで、そこから「メビウスはこの〇種類取り扱っていますが、どれですか」と棚のメビウスが並んでいるあたりを指すとか、取り扱いがそう多くないなら手元にもってきて選んでもらうとか、何かしらのアクションが出来るはず。それくらいしてくれてもいいのかな、と思う。

まあそこまでしてあげても「は?なんでわからないの?言ったの持ってこいや!」みたいな態度をとってくる感じ悪い客っているだろうけどそこまでいくともうタバコ云々・番号云々ではなくて個人の性格に問題ありだからどうしようもない…。 (話題のツイートの人はこれよね)

 

「タバコを吸わない店員なら銘柄なんてわからないんだから」という意見もあるけれど、店員さん自身が喫煙者か否かはこの問題には関係ない。店員さんは自分が愛用しているものしか売れないの?という話になっているわけで。取り扱っている以上はどんな銘柄があるのかざっくりとでも把握したほうがいいのではないかと思う。居酒屋の店員さんが未成年やお酒を飲まない人なんてこともあるけれど、例えば「黒霧島ありますか?」と聞かれて「私はお酒飲まないので種類はわかりません」とは言わないであろう。どの店でも客が自分で見つけられない商品について「〇〇ありますか?」と言われたら、探すなりわからなかったら上の人に確認するなりして対応する。タバコだけ「番号でお願いします」の一点張りになってしまうのは不可解だし、タバコを買う人に対しての差別意識や嫌悪感のようなものを感じてしまう。

もし個人的に嫌煙家だとしても、そこで商品として取り扱っているのであれば他の商品と同様に対応すべきだと思うし、「番号が見えない」「欲しいタバコが見つけられない」という人への対応も柔軟にすべきなのではないかと思う。

 

そして「番号が見えない」「欲しいタバコが見つけられない」など何かしらの理由で番号で注文することができない購入者もまた、店員さんへの気遣いが必要である。あくまで店は「番号で」としているのだから、番号が見えない・見つけられないことを詫びつつ、せめてわかりやすいように「これと同じもの」と空箱やパッケージの画像を見せるだとか、わかりにくい略称を使わずきちんと銘柄を言った上で「〇色の箱の~」と箱の特徴を付け加えるなど、わかりやすく伝える努力はするべきだ。人にタバコを買ってきて貰うときにも、銘柄だけを伝えるのではなくて「これ買ってきて」って空箱を預けるのが親切かも。

 

そんなこんなで、現状では「(番号が見えない・見つからない等で)銘柄を言わざるをえない購入者は、わかりやすく伝える努力をしよう」ということと「店員さんはそれを汲み取る努力をしてあげて」ということで双方が歩み寄れば良いなという感じなんだけれど。個人的にはレジのところに客が手に取って見ることが出来る”取り扱いタバコ一覧表”(写真入りの見やすいもの)を用意しておいて、それで「これ」と指さしてもらうなり番号を確認して言ってもらうなりすれば双方にとってストレスが減るのではないかなと思う。どうでしょう。